【交通まちづくりを推進】オリコンサルが初の自動運転体験会を実施 市民らがレベル4の走行を試乗 | 建設通信新聞Digital

5月12日 日曜日

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【交通まちづくりを推進】オリコンサルが初の自動運転体験会を実施 市民らがレベル4の走行を試乗

 オリエンタルコンサルタンツは、秋田県大館市で初となる自動運転サービスの体験会を22日に実施した。同市と秋田大学、自動運転車両の開発事業者であるアイサンテクノロジーと連携し、システムがすべての動的運動タスクと作業継続が困難な場合への応答を限定領域で実行するレベル4の走行を、事前に募集した市民ら約70人が試乗体験した。
 高齢化が進む地域や中山間地域での新たな移動サービスの創出による移動手段の確保や交通事故などの交通課題の解決に向けた取り組みの一環として実施した。乗車した市民からは「静かで乗り心地が良かった」「高齢化が進む大館市にとって自動運転は大事なこと」「もっと多くの人に理解してもらうために、また実施してほしい」といった意見が寄せられた。
 同社は今後も交通まちづくりを先導的に推進し、総合的な地域活性化に貢献していく考えだ。

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