【家具など160点展示】パナソニック汐留美術館「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」 3月22日まで | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【家具など160点展示】パナソニック汐留美術館「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」 3月22日まで

 パナソニック汐留美術館(東京都港区)で、世界的な建築家やデザイナーが日本建築と意匠に近代性を見いだし、1930-60年代に生み出した工芸品、家具などを展示する「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」が3月22日まで開かれている。建築家のブルーノ・タウト、アントニン・レーモンド、インテリアデザイナーのノエミ・レーモンド、剣持勇、実業家の井上房一郎、家具デザイナーのジョージ・ナカシマ、彫刻家のイサム・ノグチの7人の交流によって創出された工芸品、家具のほか、建築図面、模型など約160点を展示している。
 ブルーノ・タウトのブースでは、軽井沢と銀座に開店した伝説の家具工芸店「ミラテス」で扱ったタウトのデザインによる生活用品と、「画帖-桂離宮」(1934年)を展示。また、建築作品「旧日向別邸」も紹介している。
 アントニン&ノエミ・レーモンドのブースでは、「笄町自邸と井上房一郎邸」「新スタジオ」といった代表作を、戦前からの手書きの図面を交えて展示している。
 展示空間は、数々の建築展に携わっている前田尚武氏が手掛け、柱・梁・床で構成された日本の伝統的空間をモチーフにデザインした。
 入館料は一般800円(65歳以上750円)、大学生600円、中・高校生400円、小学生以下は無料。

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