【安全安心な生活に欠かせない】新潟県らが中学校に土木出張PR 建設産業の魅力を伝える | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【安全安心な生活に欠かせない】新潟県らが中学校に土木出張PR 建設産業の魅力を伝える

 新潟県新発田地域振興局、新潟県建設業協会、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県測量設計業協会は22日、新潟県新発田市の新発田市立本丸中学校で土木出張PRを開いた。建設業の重要性や魅力を伝えることが狙いで、1年生約170人が参加。講義や測量体験を通して社会を支える土木の仕事の一端を学んだ。
 冒頭、同局地域整備部計画調整課の椎名栄子計画専門員が土木の概要や役割を説明し、「安全で安心な生活には土木が欠かせない」と話した。続いて道路整備を例に、各協会の担当者が測量、設計、施工の各段階での業種ごとの仕事内容を解説。チームワークやコミュニケーションの大切さを伝えるとともに、地域貢献や達成感など仕事のやりがいや魅力を伝えた。
 講義後はゲーム形式の測量体験を実施。投げたお手玉の距離をトータルステーションで計測し、時間や精度を競った。生徒たちは苦戦しながらも、楽しみながら仕事への理解を深めていた。
 土木出張PRは担い手確保に向けて仕事内容を紹介し、建設産業の重要性や魅力を伝えることが目的で、2016年度から取り組んでいる。19年度は現在までに中学校20校、高校1校で実施した。

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