【鉄建建設】2019年度女性土木技術者交流会を開催 座学研修や現場見学会で知見深める | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【鉄建建設】2019年度女性土木技術者交流会を開催 座学研修や現場見学会で知見深める

 鉄建建設は22、23の両日、「2019年度女性土木技術者交流会」を開いた。従来は本社や首都圏のみだった参加者を今回は全国に拡大し、22人の女性土木技術者が座学研修に取り組んだほか、入社1、2年目の若手技術者13人を対象に現場見学会を実施した。
 22日に東京都千代田区の本社で実施した座学研修では、自己紹介や各自の業務紹介で参加者同士の交流を深めたほか、育児休業中の社員の報告や女性技術者の働き方に関するディスカッションなどを実施した。
 23日の現場見学会では、山梨県甲府市で施工中の「中央自動車道甲府南地区函渠工工事」の現場を訪れた。同工事は、山梨県が建設中の新山梨環状道路と中央自動車道が交差する個所にアンダーパスを建設するもので、発注者はNEXCO中日本、施工は鉄建建設・大成ロテックJVが担当している。見学会では、土木本部土木企画部の波多野茂通人材育成部長が「どのような所で安全や品質に気を付ける必要があるか、どのような点が工程管理のポイントとなっているのかなど、いままでの経験を基に現場を見てほしい」と呼び掛けた。続いて、桝谷正治所長から同工事に採用されているR&C工法や現場の特長などについて説明を受けた後、現場の様子を見て回った。
 質疑応答では、工法の特長や苦労している点などの質問が上がった。終了後、参加者からは「同じ悩みを抱えている女性社員との交流で1人じゃないと思えた」「自分よりも頑張っている人を目の当たりにして、やる気をもらった」などの感想が寄せられた。

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