りんかい日産建設は、寄神建設、ユニバーサルエネルギー研究所との3社で開発を進めているテーパー型基礎杭(テーパー杭)について検討会を開き、2019年12月から20年1月の東播磨港(兵庫県播磨町)で実施した海上実証試験の結果報告と内容の審議を行った。
検討会委員の日坂仁環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室室長補佐は「洋上風力発電は、CO2排出削減の重要なツールとして世界的に注目されており、政府でも事業化のための法改正準備を進めている」と技術の重要性について述べた。
審議では、従来のストレート杭と比べたテーパー杭の効果として 「CO2排出量は1本当たり4.8t削減」「コストは1本当たり511万4000円削減」 が示された。
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