セレモニーのあいさつで大橋委員長は「加須市は(1947年9月の)カスリーン台風で決壊した場所。70年たち、体験者も少なくなり、このままでは記憶が薄れていく」との考えを表明。水害の恐ろしさや防災・避難の重要性を改めて認識してもらうために開くパネル展により「沿川自治体の住民の気持ちの中に浸透していけば」と期待を寄せた。
その後、大橋委員長と同事務所の横森源治所長がパネル除幕式を執り行った。
会場にはパネルだけでなく、同事務所が作成したパンフレットも設置。加須市役所の会場では、市が発行した冊子『カスリーン台風による利根川堤防決壊の記憶を語る会』『今しか聞けない!語り伝えよう後世に 利根川堤防大決壊 体験談を聞く会 佐波地区自主防災会・佐波区会』も置いている。