【周知活動を展開】キャリアアップシステムと連動のレベル判定 国交省が申請状況とりまとめ | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【周知活動を展開】キャリアアップシステムと連動のレベル判定 国交省が申請状況とりまとめ

 国土交通省は、建設キャリアアップシステムと連動して技能者の能力評価を自動的に行う「レベル判定システム」の申請状況をまとめた。5月末時点で累計3260人がレベル判定が完了し、キャリアアップカードが発行されている。職種別にみると、鉄筋技能者が最多の870人。次いで、機械土工技能者が743人、内装仕上技能者が520人、とび技能者が362人、型枠技能者が268人となっている。
 5月単月のレベル判定完了件数は、「ゴールド(レベル4)」が40人、「シルバー(レベル3)」が227人、「ブルー(レベル2)」が329人の計596人だった。
 登録基幹技能者に対しては、判定手続きなしでゴールドカード(レベル4)を交付する特例措置が9月末まで継続している。こちらはレベル判定手続きを経ていないことから、今回のゴールドカード取得者の集計人数には含まれていない。
 10月以降は登録基幹技能者以外の技能者と同様に、登録した全員にホワイトカード(レベル1)が交付され、その上で、レベル判定システムの申請が必要となることから、国交省は早期に特例措置を活用するよう呼び掛けている。
 レベル判定システムの活用を促すため、建設技能者能力評価制度推進協議会と共同でリーフレットを作成した。申請は所属事業者が行う点や技能者の職種・申請レベルを指定する必要がある点など申請の一連の流れとともに、手続きを進める際のポイントを記載している。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら