【太陽光路面発電を実装】日本パーキングがMIRAI-LABOと提携 | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【太陽光路面発電を実装】日本パーキングがMIRAI-LABOと提携

東京建物グループの日本パーキングは、太陽光路面発電パネルの開発などを手掛けるMIRAI-LABO(東京都八王子市)と資本業務提携を結んだ。日本パーキングが運営する時間貸し駐車場にパネルを実装し、「ZEP(ネット・ゼロ・エネルギー・パーキング)」の実現に取り組む。2022年春から、八王子市内の立体駐車場と平面駐車場の2カ所で実証実験を始める。

開発中の太陽光路面発電パネル


 日本パーキングは、21年12月末現在で全国1861カ所(計7万5254台分)に駐車場を展開。東京建物グループは脱炭素社会の実現に向け、温室効果ガス排出量削減の中長期目標を設定しており、30年までに19年比で40%削減、50年までにネットゼロを掲げている。

 オークネットやENEOSグループなどが株主・事業パートナーとなっているMIRAI-LABOは、「環境主義」を企業理念に、太陽光路面発電パネルやリチウムイオンバッテリーの無瞬断切替技術、LEDリフレクター照明技術を軸として、さまざまな省エネ環境製品を開発している。

 両社は互いの強みを生かした駐車場のZEP化を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するという目標が一致し、今回の提携に至った。


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