【記念シリーズ・横浜市公共建築】第30回 保土ケ谷消防署/制服の色でアクセント | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第30回 保土ケ谷消防署/制服の色でアクセント


外観は敷地周辺の商業施設や住宅街などの色彩イメージを取り込み、アイボリーを中心とした暖色系を採用した。外壁の緑化や動物の絵の設置も相まって、柔らかい印象の施設に仕上がっている。一方で、消防局の制服の色である濃紺やグレーを一部に使用することにより、その表情にアクセントを加えた。建物ボリュームを上層に向かって小さくすることで、近隣への圧迫感を軽減した。

 隊員の効率的な出場動線をはじめ、機能的な執務空間や快適な生活空間にもこだわった。
 設計は日生建築計画研究所、建築施工は大洋建設・信友建設JVが担当。2020年3月に竣工した。規模はRC一部S造3階建て延べ2619㎡。所在地は保土ケ谷区神戸町140-5。


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