【堤体盛立量100万立米】大成建設施工の南摩ダム 水機構 | 建設通信新聞Digital

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【堤体盛立量100万立米】大成建設施工の南摩ダム 水機構

ダムサイトの様子(9月28日撮影)


 水資源機構は29日、大成建設が施工する 「南摩ダム」の堤体盛立量が100万m3(全体の約44.1%)に到達したことを明らかした。2025年3月の完成を目指している。 工事の状況は、現場近接の「ダムサイト展望広場」や思川開発建設所ホームページの「工事現場LIVEカメラ」から確認できる。

 同社は、機種や制御方式の違いを問わない協調運転を制御する「T-iCraft」などを導入し、現場の生産性を高めている。

 同ダムは1969年の実施計画調査着手から半世紀を経て、20年12月に本体建設工事に着手した。ことし3月に栃木県鹿沼市の現地で定礎式を開いた。近代的施工法で建設する本体ダムとしては、国内で初めて「コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム(CFRD)」を採用している。堤高86.5m、堤頂長359m、総貯水容量5100万m3の規模となる。


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