【バングラデシュのカルナ橋開通】 | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【バングラデシュのカルナ橋開通】

 
◆コンサルはオリコンサルグローバルJV、施工は鉄建建設JV
 バングラデシュのゴパルガンジ県で10日、「クロスボーダー道路整備事業 カルナ橋」の開通式が開かれ、シェイク・ハシナ首相、オバイドゥル・カデル道路交通橋梁相ら同国要人が多数出席した。

 同橋は、オリエンタルコンサルタンツグローバルを幹事会社に、オリエンタルコンサルタンツ、パデコの共同企業体が、フィージビリティースタディと詳細設計、施工監理などのコンサルティングサービスを担当。鉄建建設と現地企業のアブドゥル・モネム・リミテッド、横河ブリッジのJVが施工した。
 クロスボーダー道路整備事業は、同国と周辺国をつなぐ主要道路で約20橋梁を架け替え、または新設する。
 今回開通したカルナ橋は、モドゥモティ川を渡河する首都ダッカとインドのコルカタを結ぶアジア・ハイウェイ1号のほぼ中間地点に位置する。これまで台船による渡河を強いられており、橋梁の建設が渇望されていた。
 中央部にニールセン・ローゼ橋、両端にPC-I桁橋を適用した同橋の開通により、主要都市間の交通、物流ネットワークが改善され、周辺国との貿易促進や南アジア全域の経済発展に大きく寄与することが期待されている。



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