【埼玉坂戸キャンパスに新複合棟】設計・監理=日建、施工=清水/城西大 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

公式ブログ

【埼玉坂戸キャンパスに新複合棟】設計・監理=日建、施工=清水/城西大

JOSAI HUBの全景

 城西大学は、埼玉坂戸キャンパス(埼玉県坂戸市)で整備を進めてきた新複合棟「JOSAI HUB」(23号館)の2期工事竣工式を開いた。設計・監理は日建設計、施工は清水建設が担当した。

 神事後の直会(なおらい)で上原明理事長は「広々とした空間で学生が勉強し、地元の方々と交流できる大きな舞台装置ができた。吹き抜けの大きな輪がキャンパスの目玉になることを期待している」と喜びを語った。藤野陽三学長は「待ちに待った建物ができた。素晴らしい学生を世の中に送っていきたい」と述べた。

 「JOSAI HUB」の施設規模は、RC造7階建て延べ2万2000㎡。2020年6月に1期工事に着手し、22年4月に講義室エリアと研究室エリア、新機器分析センターが先行オープン、同年3月から2期工事を進めていた。

 理学部棟1号館と文学部棟2・4号館、機器分析センターの機能を引き継ぐ。理系と文系、学生と教職員、大学と地域など、それぞれの垣根のない交流の創出をコンセプトとした。1階部分全面にオープンな空間を設けて交流の結節点としつつ、高さ6-7mの大きな庇(ひさし)の下も含めてアクティブラーニングやプレゼンテーション、カフェ、ワークショップなどに対応するスペースを備えた。
 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら