【現地説明会】ふだんは見えない水道管の耐震化 山田工業が住民に解説 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【現地説明会】ふだんは見えない水道管の耐震化 山田工業が住民に解説

 山田工業(東京都江東区、菊池加奈子社長)は、目黒区大坂上児童公園で水道管耐震化工事に関する現地説明会を開いた。現在、同地域で工事を行っていることから、耐震化の必要性や内容を住民に理解してもらうとともに、水道管工事のイメージアップを図った。
 GX形水道管の模型を使い、鎖構造は引っ張っても抜けない離脱防止力があることを紹介した=写真。参加者からは「本当に抜けないのか」「耐久年数はどのくらいか」「給水管と配水管の違いは」などの質問が出た。
 その後の防災訓練では、東京消防庁中目黒出張所がAED(自動対外式除細動器)や消火器の使用方法を説明し、参加者は消火活動や心臓マッサージを体験した。またクイズも行われ、水に関する知識を学んだ。
 説明会に参加した斉藤泰宏東京都議会議員が「普段は地下にあって見ることができない水道管は縁の下の力持ち。飲み水を運び、われわれの命をつなぐ水道管の耐震化工事には地域の協力が必要」と述べるとともに、「防災訓練の呼び掛けには積極的に参加してほしい」と締めくくった。

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