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土木学会関東支部(杉山太宏支部長)は8月23日、東京都江東区の海の森水上競技場で第30回コンクリートカヌー大会を開いた。全国の大学、高等専門学校、高校から延べ19校22チームが参加し、秋田県立大曲工業高校のチーム「継進」が総合得点115点を獲得して昨年に続き優勝、2連覇を達成した。
準優勝は、112点の川崎市立川崎総合科学高校Bチーム「西瓜丸Jr」、3位は103点の川崎市立川崎総合科学高校Aチーム「Z世代」だった。デザイン賞(日刊建設通信新聞社賞)は、秋田県立大曲工業高校が受賞した。
冒頭、杉山支部長は「参加する全てのチームが今日のために仲間と協力して長い時間をかけ、カヌーの制作と練習に取り組んできた。その成果を目いっぱい出し尽くしてほしい」と呼び掛けた。
栄冠に輝いた大曲工業高校の加藤駿里さんは「(大会会場が)オリンピック会場で圧倒されたが楽しんで競技に臨めた。優勝することができて素直にうれしい」と喜びの声を語った。
大会は、日刊建設通信新聞社など専門紙4社が協賛し、関東地方整備局、東京都が後援した。
そのほかの受賞校は次のとおり。
▽競漕点(大学・高専の部)=群馬工業高等専門学校Aチーム▽同(高校の部)=祐誠高等学校▽技術賞(大学・高専の部)=東北職業能力開発大学校▽同(高校の部)=秋田県立大曲工業高校▽敢闘賞=東京大学▽セメント賞=祐誠高校▽創意工夫賞=埼玉県立いずみ高校▽ノストラ賞=東北職業能力開発大学校、東京大学▽支部長特別賞=山形県立山形工業高校。