【約1200人が参加】中部地方整備局など41機関が豊川・矢作川総合水防演習実施 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【約1200人が参加】中部地方整備局など41機関が豊川・矢作川総合水防演習実施

 中部地方整備局などは19日、愛知県豊田市の矢作川右岸豊田大橋河川敷で豊川・矢作川連合総合水防演習・広域連携防災訓練を実施した。地域の水防団など41機関から約1200人が参加。洪水と高潮の複合型災害を想定して河川、道路、港湾の相互連携を訓練した。
 開会式では石井啓一国土交通相、大村秀章同県知事があいさつし、勢田昌功同局長が訓示した。演習では大型で非常に強い台風が愛知県に接近し、矢作川が氾濫するシナリオで実施。木流し工、シート張工、月の輪工、釜段工、杭打ち積み土のう工など、堤防の被災に対応する水防工法を実践した。
 訓練には小中学生、大学生、地元企業のラグビーチームらも参加し、土のうづくりなどを体験した。視察後、石井国交相は「本番さながらの訓練で地域の防災意識の高さを感じた。これから迎える出水期に備え、万全を期してほしい」と述べた。

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