【小柳建設】工高生にホロストラクション体験授業を実施 現実空間に橋梁の3次元モデルを投影 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【小柳建設】工高生にホロストラクション体験授業を実施 現実空間に橋梁の3次元モデルを投影

 小柳建設(新潟県三条市)は、新潟県三条市の新潟県央工業高校で、MR(複合現実)技術を活用した現場管理業務支援システム「Holostruction(ホロストラクション)」の体験授業を開いた。建築コースと都市防災コースの3年生計41人が参加。建設業の最新技術に触れた生徒からは驚きの声が上がった。
 ホロストラクションは、マイクロソフトのヘッドマウントディスプレー「HoloLens(ホロレンズ)」を活用し、構造物の3次元データを基にしたホログラフィックを現実空間に投影するシステム。時間軸を表示するタイムスライダー機能や、データと書類を表示するドキュメント機能などを備える。
 授業では冒頭、同社の担当者がホロストラクションの概要を始め、担い手確保や生産性向上など建設業の課題を説明。その後、生徒たちは実際にホロストラクションを体験した。現実空間に投影された橋梁の3次元モデルをさまざまなスケールで閲覧した。
 体験した生徒は「リアルに見られることに驚いた。これまで建設業は重労働のイメージがあったが、最新の技術による進歩を感じた」と感想を語った。

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