【建設業の原点とは?】人・技能に光を当て「技フェスタ」でものづくりの魅力発信 大阪府建団連ら | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【建設業の原点とは?】人・技能に光を当て「技フェスタ」でものづくりの魅力発信 大阪府建団連ら

 大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会は20、21の両日、大阪市の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第6回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2019」を開いた。各専門工事業団体が、訪れた一般市民や学生らに展示ブースなどを通じて仕事内容や技能をアピールした。

体験コーナーは多くの人でにぎわった

 同フェアは専門工事業の仕事とものづくりの魅力、やりがい、楽しさなどを伝えるために毎年開催しており、若年者の入職促進という狙いもある。近畿地方整備局、大阪府、大阪市、大阪府中小建設業協会などが後援している。
 開会式で大阪府建団連の山本正憲副会長は「建設業の原点は現場と職人であり、もっと人や技能に光を当ててほしいと常々思っている。多くの専門工事業が一堂に会し、その技能を体験できる数少ないイベントとなっており、このフェアを通じて一般の方にわれわれの仕事への理解が深まることを期待している」と北浦会長のあいさつを代読した。

山本副会長

 続いて企画実行委員会の一貫坂彰委員長が「建設業では若い担い手をどう確保するかが大きな課題だ。参加された方が将来、建設業を目指してくれればうれしく思う」とあいさつし、来賓からは近畿整備局の河田浩樹副局長らが祝辞を述べた。
 会場では型枠、鉄筋、左官、とび、塗装、設備、鉄筋ガス圧接など職種別にブースが設けられ、それぞれの体験コーナーは多くの人でにぎわったほか、座談会やカンナ削り競争、丸太切り競争、作業服のファッションショーなども行われた。

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