【本格トレーニングも可能】Dタワー豊洲が完成 アスリートを始め誰もが楽しめる施設が充実 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【本格トレーニングも可能】Dタワー豊洲が完成 アスリートを始め誰もが楽しめる施設が充実

 大和ハウス工業は、東京都江東区で建設を進めていた複合施設「Dタワー豊洲」が完成、9日にオープニングイベントと内覧会を開いた。施設は、世界最大級の低酸素環境下トレーニング施設を中心に、ホテルや飲食施設などで構成する。2020年東京五輪・パラリンピック選手の利用も想定している。設計は伊藤喜三郎建築研究所、施工は熊谷組が担当した。
 大和ハウス工業の石橋民生代表取締役副社長は「18年に豊洲市場ができたことで、豊洲エリアには世界中から多くの人が訪れる。令和の時代を先導していく豊洲エリアのシンボルとなるよう、入居企業と連携し精進していく」と誓った。
 トレーニング施設を手掛けたアシックスの尾山基代表取締役会長CEOは「アスリートのパフォーマンス向上と健康寿命延伸の両方を担うトレーニング施設として、トップアスリートだけでなく、一般の人にも利用してほしい」とさまざまな人が“交わる”場所にしたい考えだ。
 オープニングイベントに登壇した女子レスリング元世界チャンピオンの吉田沙保里さんは「ジムだけでなく飲食施設もあり、1日中ここで過ごせて良いトレーニングができる最高の場所だ」と評価した。

テープカット

 Dタワー豊洲の規模は、S・RC造地下1階地上17階建て延べ2万7605㎡。所在地は、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)市場前駅に隣接した豊洲6-4-1B街区の敷地7419㎡。

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