小田急箱根は、箱根ロープウエー大涌谷駅の1階と駅前広場「谷のテラス大涌谷」をリニューアルする。設計はMMD、施工は佐藤建設(静岡県沼津市)が担当する。12月2日に着工し、2025年4月下旬の竣工を目指す。
大涌谷駅は、2013年に現駅舎が完成し、21年3月には山々や箱根の噴気を感じられる展望エリアとして広場名を命名した。
リニューアルの対象は、駅1階と駅前広場の敷地1691㎡。大涌谷をイメージした「黒・ジオ・風」をテーマに、駅周辺をゾーン分けし、ダイナミックな地形や風をより身近に体感できるスポットにつくり変える。
工事期間中は一部で規制をかけるものの、ロープウエー、駅構内の食堂は営業を継続する。駅1階の売店は改装により25年2月中旬から4月下旬まで営業を中止する。