【乃村工藝社らを特定】秋田・大仙市の屋内遊び場DBO | 建設通信新聞Digital

7月26日 土曜日

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【乃村工藝社らを特定】秋田・大仙市の屋内遊び場DBO

建物外観イメージ


 秋田県大仙市は、DBO(設計・建設・運営)方式で整備する、屋内遊び場施設整備の事業者を選ぶ公募型プロポーザルで、乃村工藝社を代表者とする企業グループを優先交渉権者に特定した。応募は2グループで、同グループの総合評価点は100点満点中73.31点だった。8月に基本協定を結び、9月議会に工事請負契約を付議する。設計・建設期間は2027年11月末まで。26年度に約10年間の指定管理契約を結ぶ。オープンは27年12月1日を予定している。

 グループは、乃村工藝社が統括管理・設計・建設・運営・維持管理・付帯事業、構成企業のエムシーエー建築設計が設計・工事監理、興栄建設が建設工事を担当し、シェルター(建設工事)と商栄(維持管理)が協力する。

「地域で育てる、創造の森」を設計コンセプトとした


 審査講評では、「施設が将来、市の子育て支援の中核的な施設になることを踏まえると、十分な存在感がある計画だった。特に遊戯スペース中央に配置した大型の造作遊具は、イベントの開催がない通常時も、こどもの多様な遊びを促す魅力的なものとして高く評価した」としている。

 規模はS造平屋建て1455㎡で、大小の遊戯場、多目的スペース、飲食店舗などで構成する。

 提案価格は13億8452万5000円(税別、以下同)で、うち設計・建設分が9億6300万円、運営・維持管理業務が4億2152万5000円。

 事業予定地は、神宮寺字中瀬古川敷207ほかの旧神岡B&G海洋センタープール敷地内3624㎡。

 

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