【向井建設】技能オリンピック予選会を開催! 2021年の本大会へ向け115人が技を競う | 建設通信新聞Digital

4月23日 火曜日

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【向井建設】技能オリンピック予選会を開催! 2021年の本大会へ向け115人が技を競う

 向井建設(東京都千代田区、遠藤和彦社長)は、東京都稲城市のよみうりランド・センターパーク駐車場で2019年技能オリンピック予選会を開いた。競技はとび技能検定1級課題の「真づか小屋」組立など7種目で行われ、延べ115人が参加、入賞者が21年に開催する技能オリンピックへの出場権を獲得した。
 ことしは、京王よみうりランド駅前で地域の子どもたちに、よみうりランドの入場券付きのチラシを配布したこともあって一般の人も多く観戦し、総勢約450人が参加する盛大な大会となった。
 19年前から開催してきた技能オリンピックを昨年から最高レベルの技能を競う場として4年に1回の開催に変更。その間の3年間を若手技能者の育成とオリンピック出場選手を決める予選会と位置付け、ことしが2年目となる。来年の3回目の予選までの入賞者が再来年の技能オリンピックの出場資格を得ることになる。
 開会に当たり遠藤社長は「わが社は今年度から、『学ぶ喜び、育てる喜び』を実感できる職場環境づくりに総力を挙げて取り組むことを経営にジョンとして宣言し、実践中である。きょうの大会は、まさに経営ビジョン実現に直結する大切なイベントであり、選手のみならず、経営幹部、大会を支えるスタッフ、応援する一人ひとりがその主人公であることを自覚してほしい」と要請。「日ごろ鍛えた技能をいかんなく発揮し、入賞を目指し、奮闘努力されることを期待する」と激励した。
 講評で向井敏雄会長は「一人前になるには10年以上かかり難しいとされているが、これまでのような教育・訓練ではなく、優れた技能のビデオ映像を繰り返し見せながら早く覚えさせ、育てることが大事だ」との考えを示した。
 各競技の優勝は次のとおり(敬称略)。
 ▽とび1級競技=佐藤晃越(矢本工業)▽とび2級競技=加藤大騎(建築直轄施工部)▽仮囲い競技=ミナケン(寺坂亮汰、石丸竜己、佐々木律也)▽コロ曳き競技=白井啓人(宮城営業所)▽玉掛け競技=土木直轄施工部(岸田幸洋、レ ミン ホアン、レ ヴァン ゾイ)▽油圧ショベル・オペレーション競技=上原良太(ヒラノ重機)

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