【鹿島】電力中央研究所我孫子地区新本館で「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」Sランクを取得 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【鹿島】電力中央研究所我孫子地区新本館で「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」Sランクを取得

 鹿島は、設計・施工を担当している電力中央研究所の「電力中央研究所我孫子地区新本館」(千葉県我孫子市)で、「CASBEE-ウェルネスオフィス(WO)」の国内最高スコアを取得した。CASBEE建築でもSランクを取得し、「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」でSランクに認定された。

外観イメージ

 CASBEE-WOは、不動産分野の投資や企業などの情報開示にも役立つよう、建築物の健康性、快適性、知的生産性などを評価する建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の評価認証制度で、2月までに計18件が認証されている。
 電力中央研究所我孫子地区新本館の規模は、RC造4階建て塔屋1層延べ8182㎡で、8月末の完成を目指す。平屋建てのカンファレンス棟の屋上が、隣接する4階建ての研究棟の2階に面しており、屋上部を緑豊かな『アウトドアオフィス』として利用する予定。研究者がコミュニケーションを深められるよう既設建物へのアクセスにも屋上庭園を利用する計画とした。建物内は、吹き抜け周辺に階段やライブラリー、会議室などを設け、知的生産性を高める魅力的な空間を創出する。自然エネルギーを利用した放射空調や、個別に風量を調整できる床吹き出し空調も採用し、設備面でも高い評価を得た。
 
 
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