ワイクウーデザイン(三重県名張市、桑山優樹社長)は2日、東京都新宿区のアットビジネスセンターサテライト新宿南口駅前で、同社が手掛けるAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの最新コンテンツの展示会「ワイクウDAY2022」を開いた。建築家をはじめ、設計事務所、ゼネコンなどから約40人が参加した。
当日は、「ロケーションAR・VR双方向視覚共有システム」で仮想空間上に建物などを復元した夏見廃寺跡(三重県名張市)、遠隔地にいながら複数の関係者で打ち合わせができる「双方向視覚共有VR」での中央工学校田端校舎(東京都北区)のAR情報、「HoloLens2」の遠隔案内システムなどを披露した。参加者はVRゴーグルなどを身に付け、現場さながらの臨場感を仮想空間で体験した。
桑山社長は「コロナ禍のため予約制としたが、多くの方に興味を持っていただいた。今後もイベントなどを通じて最新の技術を紹介する」と話した。
ロケーションAR・VR双方向視覚共有システムを体験した建築家の半澤重信氏は「今後はこういった技術が主流になるだろう。とても良い体験ができた」と語った。
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