【旅館再生】熱海初のラグジュアリーホテルへ変貌!  「山種寮」を森トラストが取得 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【旅館再生】熱海初のラグジュアリーホテルへ変貌!  「山種寮」を森トラストが取得

 森トラストは13日、静岡県熱海市の宿泊施設「山種寮」を取得した。自家源泉や和風庭園を活用し、エリア初となる外資系ラグジュアリーホテルとして開発する計画だ。山種寮は、実業家で日本画専門美術館の創設者、山崎種二氏の別邸として1936年に完成した。築80年以上の木造建築が現存している。
 所在地は、西熱海町1-12-18の敷地8366㎡。JR来宮駅に近く、熱海湾や初島を臨む高台に立地している。
 森トラストグループは、老舗旅館などの再生事業に力を入れている。これまで、京都・嵐山で歴史的建物と庭園を再構築した「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」を手掛けたほか、現在は箱根・強羅で老舗旅館「強羅環翠楼」の建物や庭園を生かして高級宿泊施設に再生する事業を検討している。

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