【共立女子学園】実施設計、施工者を選定/一ツ橋に高層棟・地下体育館 | 建設通信新聞Digital

5月9日 金曜日

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【共立女子学園】実施設計、施工者を選定/一ツ橋に高層棟・地下体育館

神田一ツ橋キャンパスの3号館


 共立女子学園は、高層棟・地下体育館の整備を計画している神田一ツ橋キャンパスの再構築に向け、6月をめどに基本設計をまとめる。2025年度内に、実施設計と施工者を選定する予定だ。25年度事業計画に盛り込んだ。 同学園は、23年にまとめた第三期中期計画で、東京都千代田区一ツ橋の同キャンパスでの高層棟の整備を盛り込んだ。24年度事業計画では、整備計画を策定し、基本設計に着手する方針を示していた。

 現段階で、高層棟・地下体育館の規模や基本設計者などの詳細は明らかにしていないものの、25年度中に施工者選定まで進める考え。法令上の高さ制限や道路上空に設ける通路の取り扱いといった行政協議が必要な項目の協議を進めることも事業計画に盛り込んだ。

 同キャンパスではこのほか、3号館のリニューアル工事を予定している。

 東京都八王子市元八王子町の八王子キャンパスでは、11号館の解体費用や解体後の利用方法などについて、今後の方向性を引き続き検討する。研修センター杉並寮(東京都杉並区)は、土地の活用方法について複数の専門業者から具体的な提案を受け、メリット・デメリットを精査する。

 25年度予算では、施設関係支出として約7億5000万円を計上。神田一ツ橋キャンパス新高層棟・地下体育館の基本・実施設計費や3号館大規模改修工事費などを盛り込んだ。管理経費支出には、同キャンパス再整備計画の支援業務委託費など約8億4100万円を計上した。

 

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