【病院のバリューアップへ】清水建設が医療セミナーで施設整備技術や運営維持管理のノウハウを紹介 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【病院のバリューアップへ】清水建設が医療セミナーで施設整備技術や運営維持管理のノウハウを紹介

 清水建設東北支店(山口眞樹常務執行役員支店長)は15日、仙台市内のホテルメトロポリタン仙台で「2018年清水建設医療セミナー」を開き、出席した東北の病院経営幹部など約80人に、同社がこれまで培ってきた医療施設整備事業化から設計・施工、運営維持管理のノウハウや最新技術などを紹介した。
 冒頭、あいさつに立った山口支店長は「当社は建設企業の中で一番医療施設をつくってきた自負がある。今回のセミナーが皆さんの心配事や悩みを解決する一助になれば幸いだ」と語った。
 この後、同社プロポーザル・ソリューション推進室の島山亜紀プリンパル・プランナーが「病院のバリューアップ事例のご紹介」、厚生労働省医政局医療経営支援課の染谷輝医療法人指導官は「新・認定医療法人制度の活用」、三谷和歌子田辺総合法律事務所弁護士は「『働き方改革』関連法と病院経営」と題してそれぞれ講演した。
 この中で、島山氏は、病院機能を向上させる最新技術として平面図を3次元で可視化し、運用面の課題を抽出することで物流動線の移動を効率化する院内物流シミュレーションシステム「サプライくん」を始め、特許出願中の火災避難安全サポートシステムや手術室新空調システムなどについて説明した。

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