【京都市と安田不動産が協定】元小学校跡地活用事業 タイのラグジュアリーホテル誘致を計画 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【京都市と安田不動産が協定】元小学校跡地活用事業 タイのラグジュアリーホテル誘致を計画

 京都市は17日、元植柳小学校跡地の活用事業者募集で特定した安田不動産と基本協定書を締結した。同社はタイのラグジュアリーホテル「デュシタニ」の誘致を計画している。想定規模はS一部RC造地下2階地上4階建て延べ1万6460㎡で、客室数は160室。2022年度の開業を目指している。

完成イメージ

 このホテルでは、植柳地域が培ってきた歴史を大切にし、次代に継承していくために、「本願寺門前町」にふさわしいデザインを目指す。
 エントランスやロビーでは、京都の文化・伝統・格式を彷彿とさせる洗練されたモダンデザインで統一しつつ、アクセントとしてタイの伝統様式やアートが空間を彩る。
 施設には宿泊機能、レストラン、スパ、ファンクションルームのほか、地下体育館や自治活動機能を設ける計画だ。
 建設地は下京区西洞院通花屋町下る西洞院町466ほか。敷地面積は4797㎡。用途地域は近隣商業地域で建ぺい率が80%、容積率は300%。15m第三種の高度地区、準防火地域に指定されているほか、歴史遺産型美観地区、近景デザイン保全区域にかかる事前協議区域などの規制がある。

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