【森トラスト】帰宅困難者対応シミュレーション訓練を実施 災害発生時に5000人規模受入体制構築へ | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

公式ブログ

【森トラスト】帰宅困難者対応シミュレーション訓練を実施 災害発生時に5000人規模受入体制構築へ

 森トラストは4日、東京都港区の本社で2019年度秋期震災訓練を実施した。20年に竣工する「東京ワールドゲート」を対象に、施設竣工前の課題抽出と竣工後の施設運営の活用を目的として、帰宅困難者対応シミュレーション訓練を実施した。
 今回初めて、廣井悠東大大学院准教授の研究室が開発した「帰宅困難者支援施設運営ゲーム」を使って、外資系企業の就業者やホテル利用者などエリア特性を反映した帰宅困難者を想定し、東日本大震災やこれまでの実地訓練で得たノウハウを生かした図上シミュレーション訓練をした。
 災害時情報共有システムを活用した初動対応や情報共有訓練も実施した。同社は「東京ワールドゲート」と虎ノ門二丁目地区、ホテルオークラの3地区で連携し、災害発生時に計5000人規模の帰宅困難者受入体制を構築することとしている。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら