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【浅草寺】改修中の五重塔、相輪の耀きふたたび! 軽量化で耐震性アップし設置

最終更新 | 2017/04/14 16:01

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 清水建設は13日、改修工事を進めている浅草寺五重塔(東京都台東区)で、塔頂部の相輪設置作業を実施した。同日午前から相輪を構成する錺(かざり)金物を順に大型クレーンで揚重した。14日昼ころには塔頂部の足場を取り外し、真新しい宝珠などが姿を現す。塔体部の改修作業はほぼ完了し、5月末には装いを新たにした五重塔の全体が観光客の目に触れるようになる。前庭部分も含めた工期は、9月末まで。
 浅草寺五重塔の相輪は、高さ15mで、塔頂部から宝珠、竜車、水煙(4枚)、宝輪(9輪)、請花、伏鉢、露盤で構成している。東日本大震災で、最頂部の宝珠や法輪を飾る風鐸・宝鐸計6個が落下、相輪の芯柱も湾曲した。当時は補強などの必要がないと判断したものの、16年7月の解体調査でひび割れが進行していたため、修繕することになった。
 修繕では、芯柱と青銅鋳物だった宝珠、竜車、水煙をすべてアルミ鋳物に作り替え、宝輪以下は補修・塗り直しで再活用した。これにより、計1213㎏あった相輪上部が、計389㎏にまで軽量化でき、耐震性が高まった。宝珠、竜車は金物会社のイズム、特徴的な形の水煙は大型鋳物の製作が可能な「Vプロセス鋳造法」の特許を持つミックが製作した。
 13日の作業では、1輪240㎏の法輪を1つずつ、高さ約53mにまで120tラフタークレーンで吊り上げ、芯柱の周囲に設置した仮設足場で作業員が誘導しながら取り付けた。
 清水建設の河村壽則浅草寺五重塔外部改修工事現場所長は「上部と宝輪部を合わせて4167㎏になる重量物を(屋根部分の)高さ35m上空で取り付けるなど、あまり前例のない作業が多く、一つひとつシミュレーションしながら計画を立てた」としている。

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